【オンライン（WEB）面接】注意点や好印象のコツを元面接官が解説

WEB面接って言われたけど、なにそれ？
パソコンとスマホどっちを使うの？
何が必要なの？普通の面接と何が違うの？

最近、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から急増してきたのが「WEB面接」ですが、初めての方が多数で不安がいろいろとあると思います。

本記事では、今まで100回以上のWEB面接をしてきた元面接官が注意点や好印象を与えるコツを解説します。

オンライン（WEB）面接とは

オンライン面接とWEB面接は「同じ意味」です。
（本記事では、以下オンライン面接とします）

実際に会う対面の面接ではなく、インターネット上でツール（アプリやシステム）を使い、画面越しに面接をおこなうことです。
あまりないですが、電話での面接も同じくオンライン面接と呼ばれることもあります。

また日本では採用されている企業はまだ少ないですが、「録画面接」もオンライン面接の一つです。
あらかじめ、自分で撮ったものを提出するスタイルです。

なにごとにも言えることですが、オンライン面接にも良い面と悪い面があります。
メリットとデメリットを見ていきましょう。

ツールの詳しい使用方法や詳細については、また別の記事でご紹介します

どのツールを使用するかにもよりますが、基本的にはパソコンでもスマホでも対応可能です。

どちらを選ぶのかはあなた次第ですが、それぞれ注意しないといけない点がありますので、注意点にてお話します。

カンペを用意するという人もいますが、何かを見ていることはバレるので、元面接官の立場からは、あまりおススメしません。
何かを見てスムーズに話せるより、何も見ずにつまずきなからでも心の底から話すのとでは、伝わり方が変わるからです。
どうしてもカンペを使う場合はカメラと同じ位置にしましょう。

きちんと固定しないとあとでズレてきて、惨事になるかもしれないよ。

途中でインターネット接続が切れないようにしてね。
スマホの場合は、3Gや4G（LTE）のモバイルデータ通信を使うといいよ。

上のジャケットのみ着用で、パンツは部屋着なんて方もいますが、不測の事態に備えてセットアップにしましょう。
不測の事態でバレたら、「非常識な人、危機管理能力の低い人」というレッテルをはられ、不採用になりかねません。

画面に映る面接官の表情も気になるところだけれど、「カメラを見る＝目を合わせる」ことと「笑顔」を忘れないでね。

あだ名や数字だけなどだと、「詰めが甘い」と思われてしまう可能性があるよ。

そこまで神経質になることもないけれど、ある程度は整理整頓しておくと、きちんとした印象を与えるよ。
できれば、背景は何もない壁を映たら最高だよ。

上記の注意点をすべて気を付けていても、不測の事態は起こり得るものです。

問題は、不測の事態が起きた際にどのような対処ができるかです。

ピンチはチャンスです。

とにかく、落ち着いて対処しましょう。
「起きた事実を伝え、このような対応をしようと思っているので、何分ください」などと落ち着いた対応をとることにより、それが採用の決め手になるかもしれません。

社会人生活でも同じことが言えますが、
不測の事態が起きた際に、感情的になり自分の気持ちだけを伝えることは絶対に避けてくださいね。

パニックになるのはわかりますが、まずは事実確認と対応策を練りましょう。

現在オンライン面接は慣れていない企業が多く、企業側も緊張しています。
あなただけではないので、大丈夫ですよ。
あらかじめ準備は万端にしリラックスして、カメラ目線の笑顔でいきましょう。
あなたらしい良さが伝わりますように。