【人材派遣会社営業】キツイってホント?仕事内容は?内部事情公開

 

結論としては、本当です。

ただし、どんな仕事もツラい・キツイ・しんどい事はあるもの。
人材派遣会社の営業に限った事ではありません。

では、人材派遣会社の営業はどのような事をしているのか、仕事内容を見ていきましょう。

 

その前に派遣会社って何をしているの?
派遣の仕組みって?
という方は、下記図をご参照ください。

上記が大まかな派遣の仕組みで、
だいたい①から⑤の順番で動いていきます。

今回ここで説明するのは、
緑色文字部分の派遣会社の仕事です。

派遣会社営業の主な業務内容

1)営業(新規開拓・既存企業フォロー)
2)派遣社員フォロー
3)契約書類(や請求書)作成
4)マッチング(企業と求職者)

派遣会社営業の仕事は、主に上記4つに分類されます。

なんだ、こんなものか

と思われるかもしれませんが、
これらの業務を一つ一つを見ていきましょう。

営業(新規開拓・既存企業フォロー)

新規開拓営業

  • 「人」を募集している企業を探す
 

電話をかけたり飛び込み営業などをして、探していきます。

既存企業フォロー

  • 既に取り引きがあるもしくは過去に取り引きのあった企業を
    フォロー営業(ルート営業)し、欠員や増員予定がないか確認
     

    他の派遣会社よりいち早く情報を獲得できるかどうかが売上に直結します。

またフォロー営業には

  • 現在就業中の派遣社員の状況確認や継続可否確認も含まれます。
 

これをこまめに行っていないと、企業から「○○さんを明日から来させないでください」といきなり派遣会社に電話があったりします。
(企業からのこの電話自体も問題がありますが、営業担当者が放置していたがゆえに起きてしまう事態です…)

こまめにフォローをしていないと「寝耳に水」状態になりますが、派遣社員に対する金銭面での補償(派遣会社にとっては損失)はもちろん、派遣社員と企業の精神面でのケアも行わないと双方の信頼を失ってしまう事になり、自分の雇用主である派遣会社からも信頼を失います。

派遣社員フォロー

こまめな連絡や面談を実施し、コミュニケーションをとり、何か不安や悩みを抱えていないか、抱えている場合は一緒に解決する必要があります。

派遣社員フォローを怠ると大変なことになります。

例えば、「いきなり出社しない」「音信不通」「明日から行かない」と夜中にメールだけで伝えられる等があります。
この場合、企業はその派遣社員がおこなっていた仕事が止まってしまい、大きな損失がでてしまいます。最悪の場合、取り引き停止になったりします。

契約書類(請求書)作成

契約書類などの作成は派遣会社によっては、専門部署が担当している場合もありますが、営業担当者が作成している会社もあります。

営業担当者が作成する場合、担当している派遣社員数や企業数により業務量は異なりますが、契約書類や請求書は月初締切の場合が多く締切が重なるため、それなりのボリュームになります。

請求書を作成するには、派遣社員の下記を確認する必要があります。

  • 勤務時間、休日に誤りがないか就業先情報と付け合わせ
  • タイムシートの打ち間違えや未入力の確認
  • タイムシートが紙の場合は紙回収
 

派遣社員本人と連絡が取れない場合、確認事項が保留になるため、一苦労します。
また紙の場合も提出してくれなければ、業務が止まってしまいます。

マッチング(企業と派遣社員)

こちらも派遣会社によって違いますが、担当する場合があります。

担当する場合は、営業をかけた企業からもらったオーダーと

  • 合致する登録者(求職者)がいないか
  • 合致しそうな方がいた場合は、現在の就業状況の確認電話
  • 興味があれば、面談をしお互いに問題がなければ、企業に紹介
  • その後、職場見学実施(営業担当の大切な仕事の一つでもあります)
派遣社員が就業してから「イメージが違った」「聞いていた仕事内容」と違うなどのミスマッチが起きないようにしなくてはいけません。
派遣社員に気持ち良く働いてもらえるように、きちんと企業のヒアリングを行い、職場見学でも聞きにくいことは変わりに聞いてあげる等の工夫が必要です。

最後に《悪い側面ばかりではない》

いかがでしたか。

これだけ読むとなんだか面倒くさそう、やる事が多いし、やっぱりキツいな、などネガティブな印象を持たれると思います。

がしかし、これらを誠実且つ丁寧に一通りこなせるようになったとき、企業の担当者はもちろん、派遣社員からもたくさんの「ありがとう」を言われるようになります。

また業務量が多い分、「やりがい」や「達成感」はとても大きいです。

私自身今まで、人材会社以外の業界でもいくつか働いた経験がありますが、人材会社のように毎日あんなにたくさんの「ありがとう」、「あなたがいてくれて良かった」、「あなたに任せたい」と言われたことはありません。

慣れるまでは右も左もわからず、フォローをしっかりできない事もありますが、企業・派遣社員フォローもしっかりしているとそれぞれご紹介頂ける機会も多いため、新規の営業をする必要がなかったりします。

そして何より、日本の派遣市場は6兆越えの大きな市場で、世界でもダントツの派遣会社数(労働者派遣事業所数38,000以上)なので、
派遣会社の営業職は「転職先に困らない」という大きな利点があります。

もし今働いていている派遣会社から転職を考えた場合、取り扱い職種や所在地、規模など、たくさんの派遣会社(選択肢)から選ぶ事ができる上、経験者だと高確率で採用されやすく、場合によっては年収アップも狙えます。

また、派遣会社の営業職は未経験者歓迎で、比較的年収が高いところが多いのも特徴です。

・スーツを着た仕事がしたい
・ビジネスマナーを身につけたい
・オフィスワークデビューをしたい
・販売職など個人顧客の接客から法人営業に切り替えたい方などで
・年収もそこそこ欲しいという方には
入口としてはかなり入りやすいと思います。

何事もそうですが、派遣会社の営業というお仕事も悪い側面ばかりではありませんので、悩んでいるならまずは履歴書を送ってみて、面接でその会社や働いている方々の雰囲気を見てくるのも手だと思います。

面接は企業が人を選ぶだけではなく、
あなたが企業を選ぶ」機会でもあるので、雰囲気が想像していたものと違えば、辞退すればいいだけです。

面接の練習にもなり、企業の雰囲気も見れて一石二鳥ではないでしょうか。

 

次回の記事では、

実際に派遣会社で働いている人の雰囲気や職歴についてお話したいと思います。