派遣と紹介、紹介予定派遣ってどう違うの?
どれがいいの?
派遣と紹介、紹介予定って同じ様な名前だし、違いがわからない方は多いですよね。
本記事では、それらの違いとそれぞれのメリットとデメリットもご紹介します。
派遣、紹介、紹介予定派遣の違い
これらの一番の違いは「雇用主」「雇用形態」です。
では、ひとつひとつ見ていきましょう。
派遣
【雇用主】派遣会社
【雇用形態】派遣社員
派遣は派遣会社に雇用されており、派遣社員という雇用形態です。
就業先は派遣会社とあなたを派遣する契約をしています。
よく就業先でお給与の話はNGとか、退職の話は派遣会社へと言われるのはそのためです。
【お金の流れ】就業先→派遣会社→派遣社員
就業先は派遣会社から利益(マージン)をとり、派遣社員へ給与を支払います。
このマージン率は厚生労働省より公開義務化されているため、各派遣会社のホームページなどにて公開されています。
紹介(人材紹介)
【雇用主】就業先(あなたが働く企業)
【雇用形態】正社員、契約社員、アルバイトなど企業での直接雇用
紹介(人材紹介)は「人材会社」が企業を紹介してくれるだけで、あとは一般的な直接雇用と変わりません。雇用形態は企業が正社員で募集していたのか、その他での雇用形態で募集していたのかという違いです。
【お金の流れ】紹介料:就業先→人材会社(予定年収15~40%)
給与:就業先→あなた
人材会社は企業からお金をもらって、あなたを紹介をしてくれるだけなので、働いたあとに絡むことは通常はありません。
紹介予定派遣
【雇用主】最初は派遣会社、その後就業先(企業)
【雇用形態】最初は派遣社員、その後正社員もしくは契約社員、アルバイトなどの直接雇用
紹介予定派遣は派遣と紹介を足したもので、最初は派遣社員だけど「互いの合意」があれば、派遣契約期間満了後(31日~最大6ヶ月)に直接雇用に切り替えますよというものです。
前提としては直接雇用があり、互いの試用期間が派遣社員と考えるとわかりやすいです。
【お金の流れ】最初は就業先→派遣会社→派遣社員
その後紹介料:就業先→人材会社(予定年収0~35%)
給与:就業先→あなた
それぞれのメリットとデメリット
派遣
【メリット】
・契約期間満了の短期間で辞めることが比較的簡単なので、人によっては気が楽
・直接雇用で入社するには難しい大手企業での仕事も経験できる
・場合によっては、将来的にその大手企業で直接雇用に切り替わる事もある
・時給だが、月給にすると正社員より良い場合もある
・派遣会社営業担当に相談できる(通常の直接雇用だと自己解決しないいけない内容など)
・アルバイトより時給が高いのに自分で勤務時間選択可能な企業もある(自由度が高い)
【デメリット】
・契約期間が決まっているので、更新がない場合もある
・最長3年という派遣期間の定めがある
・基本的には賞与がない
・時間給なので、ちょっとした中抜けなど正社員だと給与を減給されなかったりするが
働いた時間分しかもらえない
・人によっては派遣社員に偏見がある(但しどんな事でも偏った見方をする人はいる)
紹介(人材紹介)
【メリット】
・市場にはなかなか出ない優良求人を紹介してもらえる事がある
・自分で探さなくても、紹介会社に希望を伝えれば探してもらえる
・給与交渉をしてもらえる
・人材紹介会社が履歴書や職務経歴書、面接など一通りレクチャーしてくれるので、準備が楽
【デメリット】
・企業は紹介料を払っているので、少しハードルが上がる
(あなたに求めることも、ライバルも)
・一つの紹介会社だけだとなかなか決まらない可能性があるので、多数登録する必要がある
もしくは自分で直接応募と並行する
・企業へ紹介する前に人材紹介会社で書類で落とされる可能性があるので、
企業の目にすら留まらない可能性がある
紹介予定派遣
【メリット】
・直接雇用前にお互いお試しができる
・業務内容や人間関係などを直接雇用になる前に見極められる
・派遣会社のサポートを受けられる
【デメリット】
・片思いになる可能性がある(あなたが気に入ってもフラれる可能性)
・派遣社員の時の方が給与が良い可能性がある
・紹介予定派遣の求人が限られている
まとめ
派遣、紹介、紹介予定派遣すべて良い面も悪い面もありますが、自分に合った「仕事」を選ぶ手段としてはどれも魅力的です。
直接雇用だと自分で探して、応募し、自分で獲得したという満足感も大きいですが、もしあなたがそれ以外の方法を知らなくて、そうしているのであれば、一度「人材会社」(プロの力)を利用してみるのも良いと思います。
直接雇用ではどこも続かなかった方が、紹介予定派遣や紹介で就職し、長いあいだ働いているケースも多々ありました。
これらは手段でしかありませんが、あなたの仕事探しにより良い手段が見つかりますように。