その求人大丈夫?隠れた派遣社員(常用型派遣)募集求人の見分け方

前回常用型派遣とはからお話しましたが、
今回は気付かないうちに常用型派遣として扱われていた…
常用型派遣の求人だと気づかなかった方が増えないために
それらの募集求人の見分け方をお話します。

求人広告で「常用型派遣」「正社員型派遣」などと記載されていて一目でわかれば、あとはあなたの選択の問題ですが、「常用型派遣」とは書いていないのに、面接に行ったら常用型派遣だった、入社して派遣されていると知ったなど、気付かないうちにそうなっていたケースを少しでも減らしたく、記事にします。

本記事ではあなたがあとから知って後悔しないために、その求人が常用型派遣なのか、見分け方のポイントを一つ一つ解説します。

派遣会社だと思わなかった…

知らないうちに常用型派遣で働いていた方のお話を聞くと、人材派遣会社の認識がなかったという方もいます。

確かに、大々的に人材派遣会社と掲げていないけれども、実際には人材派遣業許可を持った会社だということはよくあります。

以前人材紹介会社の見分け方をお伝えしましたが、同じように人材派遣会社なのか、簡単に見分けることができますので、まずは見分け方を解説します。

人材派遣会社なのか見分け方

その会社のコーポレートサイトにいき、会社概要もしくは事業内容を見てください。

一般労働者派遣事業、人材派遣業、人材派遣
(↑会社により記載が違いますが、同じ意味です)
派 数字2桁-数字6桁
これが免許(許可番号・届出受理番号)と言われるもので、常用型派遣を行う場合は、必ずこの免許を持っており、コーポレートサイトには記載しています。
(もし、この「派」のところが、「般」や「特」となっている場合、法改正前のかなり古い情報のまま載せている企業ということになります…)

この許可番号を持っている会社は派遣会社と掲げていなくても、派遣ができる免許を持っているということです。

派遣会社が社員を募集している求人

では次に募集の仕方を見てみましょう。
派遣免許(人材派遣業許可)を持った会社が社員を募集している求人ですが、これは大きく下記4つに分かれます。

自社内勤務で募集

  • 人材コーディネーターや営業職、事務職などの派遣会社内で派遣社員をフォローする仕事やそれらに付随する事務作業などをする人を探している

自社内勤務職種で募集しているが勤務地が社外

  • 自社内勤務の職種、上記職種で募集しているが、社外勤務になっている
    就業先がプロジェクト先や配属先によるなど、社外であることの記載がある

常用型派遣として募集

いろいろな職種で大量募集されている

  • 自社内勤務の募集とも、常用型派遣の募集とも記載がないが、いろいろな職種にて大量募集されている場合があります。

一見すると、派遣されるとは思わないかもしれませんが、下記の判断ポイントを見ていただけれれば、区別がつきます。

 

派遣会社の募集が自社内勤務なのか常用型派遣なのかを判断する

判断・確認ポイント

判断・確認ポイントと考えて欲しいことを下記にてまとめました。

・就業場所が「プロジェクト先、配属先、クライアント、常駐先などにより」となっていないか
支店による、支社によるだと明らかに社内勤務ですが、上記は社外での勤務つまりは常用型派遣の可能性が非常に高いです
・社外研修、現場研修、チーム毎、プロジェクト毎、案件毎、クライアント先毎など
 社外での勤務からスタートしていないか
最初から自社内で働かない研修を経てから自社内で働く?人を集めたい理由はどちらでしょうか?
このような疑問が残る場合は、ごくごく少数の優秀な人以外はずっと社外なのが現実です
・それらの社外勤務の期間は記載されているか
期間の記載がなければ、もしくは判断基準があなた次第である場合は、もともと社外で働く人を探している可能性が高いです
・社外勤務後のキャリアビジョンが幅広くないか
社外勤務後は自分に合ったキャリアを築ける、どの職種からでも好きに選べるなど、
そんなにポジションを選べるくらい欠員枠があるのであれば、なぜ最初から自社内で勤務させないのか、派遣先(取引先)の業務内容を実経験から学ぶためと言われたら、それだけなら期間の約束ができるはずではないかという点を考えた方がいいでしょう
・いつも同じ内容の求人が長期間出ていないか
自社内で働くなら、自社内の離職率がそんなに高い会社なのか?
それとも取引先へ派遣されるので、就業先はたくさんあるため、いつも募集しているのではないか
・想定年収の下限(スタート)が明らかに低くないか
例えば、年収200万円台など正社員とは思えない給与設定ではないか
もしくは、そもそも正社員ではなく、契約社員ではないか
雇用形態が契約社員なのに、常用型派遣でさらには薄給で働く必要があるのでしょうか
・資格・経験・学歴・職歴・すべて不問
さらには歓迎条件や求める条件に「スキルや経験」で人材業界経験者を求めているような記載が一切ない
誰でもいいから人を集めて、派遣したいのではないか
通常人材派遣会社は未経験歓迎のところが多いですが、求める条件やあれば尚可に人材業界経験者と記載されています、どこの業界でも未経験者歓迎だとしても、経験があれば尚嬉しいのは言うまでもないですよね
「あえて経験者を採用しない」理由を考えてみるといいでしょう
・その派遣会社の派遣社員募集の求人はあるか
募集がないなら、派遣社員は求めていない、
それなのに派遣社員ありきの自社内社員を募集するだろうか?
派遣社員がいないのに、派遣会社の社員とは何をするのだろうか?
という点を考えてみると、その会社は社外(常用型派遣)で働く人を探していると推測されます
・一つの会社で色々な業種・職種の求人を出していないか
そんなにたくさんの事業展開をしている会社なのか、それとも取引先の数だけ求人があるということなのか、さらにはその会社のコーポレートサイトにその事業が記載されていなければ、社外で働くことは確実でしょう

要注意

その企業の募集方法が、悪意のあるなし故意なのか否かは判断できませんし、常用型派遣を一括りにもできません
事実、常用型派遣で高収入かつ安心・安定した生活を送っている方もいます。
派遣社員からのステップアップという選択肢で選ばれた方もいます。

ただ、無期雇用契約でも派遣社員と待遇が変わらない方もいます
その場合、派遣社員ではなく、あえて常用型派遣を選ぶ理由を考えてみるといいでしょう。
派遣社員の働き方のメリット・デメリットをまとめてある記事もご参照ください。

さらには無期雇用契約ではなく、有期雇用契約で常用型派遣されている方々もいます
契約書をよく見ればわかる方もいますが、よく見ない方やわからない方もいて、知らないうち(理解せず)に、そうなっていた方々がいます。

 

あなたが知らないうち(理解せず)にその雇用形態で働くことにならないように理解した上で、自由な選択ができるためにこの記事が役立てば幸いです。